今回、ランニングバイクに関する情報を集めるチップルメディア(CHiPUL MEDIA)内の記事、
「プロライダー栗瀬裕太と菊池雄が、BMXとランニングバイク、コースの共存に向けた、ある問いかけとは!?」にある映像を紹介したいかと。
以下、映像をまずはご覧いただければと。
プロライダー栗瀬氏の語る「常識的なマナーを教える機会の少ない日本」
現場つくり、環境つくりにおいて、様々な事に通ずる課題ですね。
都市型パンプトラックなど、パブリックな自転車スポーツ施設設立にむけ、様々な方面にアプローチをしている当NPOとしては、悩ましいかぎりの課題です。
社会に関わるうえでの常識やマナー。そして自由と責任。それらが希薄になった結果、法やルールなどの縛り事が増え続けている現状と考えます。
なぜ、公園に「キャッチボール禁止」の看板が立つのか。
自己の責任を考える事も含めて放棄し、何かや誰かに責任に転換した結果なのでは。
その転換点をしっかり見極めたうえで、環境つくりに身を置かないといけない昨今。
自転車スポーツの環境つくりでも、避けることができません。
競技者がその点をしっかり見据えて活動している事に、大きなリスペクトがあります。
以下リンク先、山梨は八ヶ岳の自転車スポーツ施設の運営を始め、BMXレースとダートジャンプの普及活動を行う栗瀬氏、そしてYBPの活動とあわせてご覧頂ければと。
>>YBP | 八ヶ岳の大自然の中で自転車のレジャー・遊びを体験できる自転車競技パーク
"環境つくり" に続いて "競技者" について。
プロの競技者がいて、地域や行政とコミットし、その競技文化を築いていく。
誰もが頷く理想の道ではありますが、マイナー競技においては非常に難しい道です。
特にそれ専業とする事は、既存の経済活動とはかけ離れてゆえに。
栗瀬裕太氏が競技者として、そして競技文化を背負っている姿を見て、リスペクに合わせて後に続く競技者を増えていく事を切に願うばかり。
最近、考え、行動し始めている競技者が、特に20代に現れはじめている事に、大きな希望を感じます。
当チャリ研も、そんな動きを援護する事を構築できたらと、NPOとして日々試行錯誤しており、いつかなんとかならんかなぁ… と。
SMX 〜スーパーマウンテンバイククロス〜
ボクにとっての当時ヤングなヒーローライダーが、ベテランとなり今なおシーンを背負い続ける姿は、ほんとグッときます。