この中日新聞の記事の事をまず。
皆、いろいろ気をつけようね。
公道をレース志向で走るロードバイク乗りが、多くの地域一般にとって「生理的に受けつけない存在」という背景があり、そこをくすぐる見出し。事故状況や道交法はさておきで、具体的対策はない事から、自転車スポーツを断罪するには最適な記事内容。いいね。 中日新聞が怒れる住民感情を代弁。さすが我らの中日新聞。旭地区の下りで、後の自動車にはかまわず集団走行練習してる連中を見ると、ボクでさえ「キモッ」て思いますから。
ただ、自分は自転車のNPO法人なんてやってんので、こんな感じに社会へと展開された怒りの矛先が、私自身に向けられがち。毎度、ライトに絶望します。
そうでなくとも、日々の片道13〜14kmの自転車通勤、
前述の自転車パスハンティングなんて遊びをしていても、ヒシヒシと交通社会からのプレッシャーは感じます。
そして続いてこの写真について。
ほんとロードバイクの下り、危ないから。
ボクが昨年末にツイートしてコレ、リツイートとファボが現在もちょいちょい伸びていて740リツイート以上。WEBで人気のポスト。
昨年末、このリジチョーBlogでも啓発的に投稿してます。
これ、昨年末に話題の雨沢峠のコーナー前に落車して、うつむせのまま動かなくなったオジさんをレスキューした際の時のもの。血のりの固まり具合から、結構な時間、意識ないまま放置されていた様でした。ここ、それなりの交通量なのですがね。自分らだって自動車を停めて現場対応したんですが…
あぁ、なんか、社会にとってのロードバイクって、こういう立ち位置なのね。そんな風に感じました。
好きにやりたい側と。
異質を断罪したい側と。
交わる点はないのでしょう。
ただ、来訪するロードバイク乗りが、メッチャ地域にお金を落としていたら、こんなネガティブキャンペーンは起きないでしょうね。