〜稲武で「遊ぶ」、「働く」を考える〜
「INABU BASE PROJECT」
その初回企画を好評のうちに終える事となりました。
ご都合つけて頂いた皆さん、ありがとうございました。
米国オレゴン州ポートランド。食に芸術、音楽にファッション、自転車にDIY、そして市民活動など様々な文化が活動的である事などで、ポートランディアのライフスタイルが注目されています。そしてここ数年は毎週600人がこの街に移住し、人口が増えつづけているという、まちづくりや地域振興の観点でも注目されているポートランド。今回のトーク企画でも、この街の事をお題にしました。
そして私チャリ研ダテがこのポートランド長期滞在より帰国し、間のない企画実施だった事もあり「ポートランドとまちづくりのリアル」を、フレッシュな感じでお話できたかと。
Facebookではポートランド滞在中(滞在前半はトーク企画を共にしたTDX コバタク氏と共に)に投稿した写真があります。後日、このBlogでもまとめるつもではいますが、先行でリンクを紹介しておきます。時間ある時にご覧いただければと。
>>Facebook|2016月2月21日 01:00 tsuyoshi.date@portland
>>Facebook|2016月2月21日 16:38 tsuyoshi.date@portland
>>Facebook|2016月2月24日 01:00 tsuyoshi.date@portland
>>Facebook|2016月2月27日 01:22 tsuyoshi.date@portland
>>Facebook|2016月2月28日 01:35 tsuyoshi.date@portland
>>Facebook|2016月2月28日 05:05 tsuyoshi.date@portland
さて、本題に。
続きに紹介する当日の写真&レポートは、参加された
おいでん・さんそんセンターのスタッフらのひとり、西田さん(昨年のグルメセンチュリーライド足助から多くの助力を頂いています)のもの。秀逸なので是非ご覧いただければと。もう、主催側からレポートをあげる必要がないくらい秀逸です…(笑)
ただ、その主催者としましては、今回の企画結果を様々な形で報告する事が次へのステップに必須と考えます。参加者より抽出したご意見、ブレインストーミングの結果などをまとめ、追って報告いたします。
今回「ゼロからイチ」にする事についてアレコレ話しましたが、それは決して簡単な事ではありません。発展や改善、向上していく事に目を向けなかった土地やコミュニティが、いまさら労なく回り始めるワケはありません。
考えるにそれは「俺はプロ野球選手になる!」とか「私はアイドルになる!」と同じくらい、努力と時間が必要となのかと。
ただ今回、ゼロからの確かな第一歩になりました。
まずはイチを成すミッションを、楽しさと共に築いていければと。
よろしくお願いします。
それでは以下、おいでん・さんそんセンターの西田氏のレポートを。
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3/6(日)「OPEN INABU」の新たな展開
「INABU BASE Project」が始動しました。
Zip-FMのコバタクさんこと小林拓一郎氏、NPO法人チャリンコ活用推進研究会(通称:チャリ研)のリジチョーこと伊達剛氏をゲストに迎えて開催されました。
午前中は稲武のまち歩きからベース候補地(ヤマとマチをつなげる場)の見学、午後は“ポートランド・リビング”の開催やポートランド・ツアーまでやっちゃう大のポートランド通のコバタクさんとつい先週までポートランドで遊びまくって来たリジチョーのトークショーとワークショップが行われました。
まち歩きでは、稲武の歴史の解説付きで地元の人ともふれ合いながら、新たな魅力や可能性を発見しながらの散策。そしてベース候補地の立地や環境、状況などを見せて頂きました。
午後のトークショーでは、ポートランドの魅力の本質について、ラジオの生本番さながらの楽しいトークが炸裂しました。
他所のましてや外国の成功事例を真似しても決して上手くは行きません。その背景や本質から学んでこそ、稲武でも面白い展開が期待されます。
今回、「え~っ、コバタクさん来るなんて知らなかった~!」「そんな面白そうな企画だったんだ?」…「次回は参加したい!」と言う方の為に、トークショーの内容をチラッと紹介します。
ポートランドのスローガンに「Keep Portrand Weird!」がありますが、「ずっとヘンテコなままでいようよ!」と言う意味です。ヘンテコである事に、個性的である事に誇りと地域愛を持っているのです。
彼らの暮らし方の基本に3つの点が上げられました。
*「sustanable」…持続的に続く(続ける)こと
*「care」…人、自然への気遣い
*「play」…遊び心はとにかく大事!
また、ポートランドのひとたちが大事にしていることは…
*「DIY」…ないものは自分で作る。
*「hospitality」…相手をもてなす会話、態度を忘れない。気持ちいいコミュニケーションが気持ちいい人を呼び寄せる。
他にも「ゼロからイチ」にいかに踏み出すか、まちが面白く無いことを他人のせいにしないで、自分が動くことが大事。動き出すと、動くひとが集まってくる。などなど、数々の名言が。
さぁ、次回は一緒にワクワクしませんか?
おいでん・さんそんセンターも協力していきます。(西田)
稲武・古橋家の成り立ちを学ぶ
「中馬のあかり」を灯す会の木製ランプシェード
名倉川で釣りを楽しむ人々
旧街道の大橋
江戸期から明治にかけて、材木商と塩の問屋を営んでいた大和屋
今はバイパス沿いに路面店を出されている「岡正」さん
大米屋さんで、お茶とお漬物を振る舞って頂きました。
ドールハウス?
ベース候補地
以前は小学校として使われていた建物を移築して倉庫となっている
昼食を頂いた「つたや」さんのご主人
昼食は猪肉の酒粕鍋。発芽ニンニクの風味が利いています
まるで生放送のスタジオで聞いているようです
キーワードを使って分かり易く説明頂きました
トヨタケ工業さんで「ミライ」のシートに感心!
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以上、西田さんの素晴らしいレポートにあらためて感謝。
当日は現場の進行に追われ、写真などおさえている間がなかったので助かりました。
以下の写真は「INABU BASE PROJECT」のイベント終了後、稲武ディープをコバタク氏に紹介した際のものです。大井平公園 〜 城ヶ山 〜 面ノ木原生林と足を運び、稲武が「愛知のチベット」と言われる所以を体感してもらいました。
そう、INABU BASE PROJECTがターゲットにしている稲橋財産区は、重点道の駅(国土交通省が地域活性化の拠点を形成する場として選定)である「
どんぐりの里」から旧道の商店街、そして深い山林と標高1200mの高原という、幅広い魅力があります。豊田市の中山間地域の中でも、突き抜けた特徴がある地域と言えます。
次回はBASE候補地はもちろんの事、山林フィールドを活かした企画にしたいかと。
それでは「INABU BASE PROJECT」
今後の展開のご期待ください。
"INABU BASE PROJECT vol.01"
<開催日>
2016年3月6日(日)
<スケジュールと内容、及び会場>
①午前の部 10:30〜12:00
内 容:BASE候補地の下検分、清掃
会 場:INABU BASE 1(仮)
集 合 地:どんぐりの里いなぶ敷地内 観光協会前に10:15までに集合
〒441-2522 愛知県豊田市武節町針原22-1
②午後の部 13:00〜15:00
内 容:トーク企画 & 体験型講座(ワークショップ)
会 場:トヨタケ工業㈱ 本社工場2F会議室
集 合 地:トヨタケ工業㈱ 本社工場 駐車場に13:00までに集合
〒441-2521 愛知県豊田市桑原町中山形28番地
【トーク企画ゲスト紹介】
ZIP-FMなどラジオやテレビ、イベント等で活躍中
「コバタク」こと小林 拓一郎氏をゲストに
米国オレゴン州はポートランドのまちに学ぶ、市民らに
よるDIYな「まちづくり」を紹介
<参加費/定員>
参加無料/定員20名
<主 催>
OPEN INABU実行委員会
<協 力>
OPEN INABU
トヨタケ工業株式会社
おいでん・さんそんセンター
株式会社TDX
NPO法人チャリンコ活用推進研究会